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六三四城開設以来ずっと行きたかった温泉宿。
「いぶすき 秀水園」 。
こちらは毎年行われる 『プロが選ぶ日本のホテル旅館100選』 において
19年連続料理部門1位 、おもてなし部門ベストテン
そして総合部門でも堂々の7位入賞 (2006年)。
まさに指宿のみならず鹿児島県が誇る最高ランクの温泉宿である。
今回、念願かない 「いぶすき 秀水園」 の門をくぐる事になった。
敷地内に足を踏み入れると待つことなく係の方が宿へと案内してくれた。
憧れの温泉宿ということもあり緊張している自分を感じた。
「・・・」 県内800箇所以上の温泉、ホテル、宿に入ってきた管理人だが
緊張と感動が入り混じる・・・それだけこちらの宿には憧れがあったのだ。
鹿児島の温泉として検索サイトで最初に表示されるようになった暁には必ず行こう
ようやく待ち望んだその日がやってきたのである。
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いぶすき 秀水園 |
枯山水庭園がガラス越しに見渡せる広々としたロビー。
古くからの日本の美を映した庭園が醸し出す侘寂の情緒。
そこには西郷南州先生 (管理人は西郷さんの事を先生と仰いでいる)。
大久保利通、東郷平八郎など維新を駆け抜けた英雄たちの書が飾られていた。
「何て書いてんのかわからんがすげぇ〜。」 感激のあまりトランス状態の管理人であった。
ロビーの心地良い椅子に座りテーブルを見ると灰皿が 「んっ?・・・」。
その灰皿に敷き詰められているのは紛れもなく桜島の火山灰ではないか。
余談ではあるが管理人は自宅建設の折に管理人たっての希望で
敷石、沓脱石に桜島の溶岩石を使った溶岩オタクでありこの灰皿には感動を覚えた。
こんな小さな所にも薩摩路ならではの趣が添えられているのである。
そして、ウェルカムドリンクならぬウェルカムオンセン・・・足湯である。
ロビー外に足湯が併設されていてここにも来訪者の疲れを癒す心にくい気配りが施されている。
そこは温泉湯による足湯に加え、砂むし風呂ならぬ砂足湯もある。
2005年7月に完成したこの足湯は砂の下に温泉が流れており常に最適な温度に保たれている。 |
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足湯と砂足湯 |
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普通、旅行者は宿に着いたら先ず何を求めるだろう?
部屋でちょっとゆっくりしてから温泉。あるいは食事までくつろぎの時間を過ごす。
しかし秀水園では大半のお客さんが砂むし温泉に出かけるそうだ。
確かに指宿と言えば砂むし温泉・・・分かる、その気持ちはよく分かるのだが
「ちょっと待て!宿の風呂に入るのが客としてのマナーじゃねぇ〜のか!!」
持論を展開しつつ、お部屋でサービスの抹茶と和菓子をいただくとすぐに立ち上がった。
そして管理人が 『宿について先ずやる事』 を実行すべく風呂に向かった。
そう、管理人はお部屋に案内して頂くと、休む暇なくまず最初に風呂なのである。
温泉オタクでもある管理人にはどうしてもこれだけは譲れないのであった。
内湯、露天風呂、サウナ、水風呂。
シンプルな大浴場だが管理人はこのラインナップが最も好きでこれが2時間コースとなる。
頭を洗い、体を洗い、先ずは内湯へ。
ものの本には石鹸やシャンプーを使わずにお湯だけで洗い流した方が良いと書かれてあるが
管理人は石鹸とシャンプー、洗顔フォームできれいに上から下まで洗う。
銭湯では歯磨きも欠かさない・・・これはマナー違反。
大量のお湯が溢れる掛け流しのお風呂は本当に贅沢な気持ちにさせてくれた。
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露天風呂 |
名湯百選指宿のお湯を十二分に堪能し大満足の管理人。
湯上がり脱衣所である事に気付いた。6段の脱衣ロッカーである。
「何で下半分はピッチが違うんだ?」 いろはでナンバリングされたロッカー。
左の列を上から見ていくと 『い・る・な・い・る・な』 と書かれてあるのだ。
「子供用か?それにしては狭すぎる・・・。何じゃろかい?」
「下はスリッパを入れる段なんですよ。」 とスタッフの方が教えてくださった。
なるほど、確かにこれはありがたい。
脱衣所入り口にスリッパが散乱している光景は見苦しいものである。
変な所で潔癖症の管理人はいつも玄関の端に立掛け、
他のスリッパと一線を画し間違われないようにしている。
そこまで警戒して絶対管理人のスリッパだと無言の訴えをしているにも関わらず
あがる際に無くなっている (他の客が履いて行く) 時 は呆然と立ち竦むのである。
注) 秀水園では通常、案内の際にきちんと脱衣所についての説明もある。
昔から人の話を全く聞かない管理人は度々大事を聞き逃す・・・。
風呂上りは水分補給が必要である。
ビールじゃ駄目よ。という事で冷水機前に向かった。
水を飲もうとコップを取った時に3つの急須に目がとまった。
「旅の疲れに胃腸の疲れに漢方薬をどうぞ」 と書かれてある。
漢方薬のお茶が準備されているのだ。まさに 「目配り・気配り・心配り」 である。
「嬉しいじゃねぇ〜か!」
またまた感動した管理人はお茶を一気に飲み干し風呂を後にした。 |
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脱衣所にも気配り |
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風呂の後はメシ。お食事処島津藩に向かった。
本能のおもむくままに一流のお宿秀水園を我が物顔で徘徊する管理人。
浴後のリラックス効果もあってか既に初めの緊張感はゼロになったようであった。
通常2〜3名での宿泊はお部屋食、4名以上は島津藩でのお食事となっているそうだ。
団体客には当然大宴会場の利用となる。
また、日帰り温泉食事プランでは休憩室として部屋を利用出来るようになっている。
畳敷きの完全個室でテレビもあり湯上がりゴロンゴロン派には嬉しいお部屋である。

四季の彩り豊かな山海の幸を盛り込んだ心尽しの料理のおもてなし。
細やかな細工に思わず見とれてしまい食べてしまうのがもったいないと感じてしまう・・・。
でもここは心を鬼にして食べるべし!! 昔も今も変わらず食べ物にも卑しい管理人である。
『プロが選ぶ日本のホテル旅館100選』 料理部門第1位に輝く納得の料理の数々。
満腹になった管理人。
「どら、そろそろ砂むしにでも行こかい」 食事直後の入浴は体に悪いと重々承知の上!!
(良い子はまねをしないでね)
・・・食事直後の入浴は避け、十分な休養をとりましょう・・・ |
お食事処 島津藩 |
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